「パン焼きとツリークライミング」のふりかえり

パン集合

デジカメ内にあったパンの写真を集めたら、こんな感じ・・・なんか、お腹すいてきた。

最初は庭のロケットストーブで、室内のカセットコンロで・・・と試作し、徐々にフィールドに持ち込んだので、十分ノウハウが蓄積した感じ。

特に、手のひらに乗るくらいのパン・・・にして欲しいというオーダーをかみさんにして、一人一個の自分のパンを焼く、という感じになったのは良かった。ただ、2次発酵が進みすぎて、パン同士がくっつく・・・のは対策が必要とのこと。

森遊び・・・が単なるアトラクションにならないようにするには、企画を提供する側に「意図」が無いと駄目。

楽しませる・・・という視点だと、強い刺激、次はもっと強い刺激・・・と際限なく刺激を与えないとリピーターになってもらえない、というジレンマに陥る。遊園地のアトラクションが年々過激になるのはそれ。

僕の意図は、表面的なものから、深いものまで段階的にあるんだけど、とりあえず、一番表側にあるのは「リラックス、リセット」というもの。これは割りと平均的だな。

次の層にあるのは「プチサバイバル」というのが、それ。

フィールドに焚き火があって、薪をくべたり、食べ物を焼いたり・・・というのは「BBQは受けがいいから」ということではないんだよね。

だから、ツリークライミングにしてもそう・・・あれは「プチロープワーク入門」ということにつながっている。だから、セーフティノット=スリップノットやフットループのプルージックは「登る」という行為と同レベルで大切にしています。

本来なら、パンは粉からこねて、1次発酵からスタートして、火も自分で起こして・・・としたいんだよね。

でも、今回のゲストを受けるにあたって、技量も嗜好もわからないから、あえて入門的に(1次発酵は済ませた生地で)スタートしてみました。判断としては当たってたと思いますね、あれ以上時間かけたら飽きちゃうからね(笑)。

もし、リピーター化していただけるのなら、段階的にニーズにあわせてプログラムをテーラーメイドしてゆけば良い訳で、消化不良にならないようにこちらのネタを出してゆきたいなぁ、と思います。