再び・森あそびの一日・パン焼きとツリークライミング

パン焼きとツリークライミングのコラボプログラム、この夏2回目であります。今回はちょっと備忘録的にアップします。

いきなり、フィールドで粉から捏ねる・・・のをプログラムにしちゃうと時間的に厳しい・・・との判断で事前に1次発酵までしてからフィールドに持ち込みます。

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レーズン入り、クルミ入り、ライ麦入り・・・などなど、レパートリーも増えました。我が家の隠し味はバターでなく「ギー」という精製バターを使うことです。コレ使うと何でも美味しくなる。

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時間的に厳しい・・・というのは、参加者が飽きちゃうかも・・・というコト。企画をする際にこのポイントを読み違えて、詰め込みすぎたり、時間が間延びしちゃうと、体験の印象が下がります。試行錯誤して時間と内容のバランスをとるのが大事。

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入門のプログラムとしては、この状態からスタートでよいようです。将来的にはパン焼きに興味を持ってくださるリピーターさん向けに、粉から始める企画もやってみたいなぁ、と思ってます。

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さて、フィールドにてお客さんと合流し、プログラム開始です。

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やっぱ、アウトドアですから、クープ(切れ込み)いれるのもOpinel(ナイフです)とこだわり・・・ウソです、代用しただけ(笑)。

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今回はロケットストーブもすこぶる調子よく、ノブフェン釜で調子よく焼けました。

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ウサギパンも絶妙の焼き上がり!

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カメパンもかわいく焼けました!

ちなみにこちらはカセットガスコンロとノブフェン釜の組み合わせ。あえて、ロケットストーブとカセットコンロを併用するのはリスク分散を狙ってのこと。

薪のロケストは薪のコンディションに影響を受ける・・・カセットコンロは風の影響を受けやすい・・・。性質が異なる熱源を使用することで片方がトラブってもとりあえず、もう片方で焼き上げつつ、トラブルをフォローする・・・って出来ますよね。プログラムを間延びさせない工夫です。

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そうそう、今回も車堀フィールド定番の焼きマシュマロをやりました。

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・・・で、自分の竹串は自分で作る、という流れで、鋏を渡して自由に竹やぶから切り出してもらってます。

今回は4年生の男の子だったので、この手のハサミやらノコギリなんかが大好きなわけで、竹を切ったり、丸太を切ったり・・・と遊んでもらいました。

僕が少人数プログラムにこだわるのは、こういう瞬間に子どもの個性に対応したきめ細かい対応が出来るから。人数が多くなると、この子にはちょっと背伸びした体験をさせてあげたいなぁ・・・と思っても、他の子が消化しきれない内容だと踏み出せない時があります。

その点、少人数で時間がたっぷりあれば、テーラーメイドな体験をしてもらえる、そんな体験の時間を大切にしたいのです。

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さてさて、美味しいパンの昼食もすみ、ツリークライミング開始です。

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ストレッチでしっかり体をほぐしてから登ります

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ガンガンのぼります(笑)

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見学予定だったお母さんもついに参加!たっぷり2時間のプログラムだから、こんなことも可能ですね。

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小学4年の彼はアンカーまで9m強のロープを3本のぼり・・・トータル27mということになりました。いやはや、のぼったねぇ~。

 

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エノキを登ると、森の中のエノキを見分けられるようになるでしょう?という問いかけをしているところです。まとめの時間は大事。

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「大きな木に登りました」の証明書を貰ってツリークライミングは終了・・・

でも、このあと、焚き火をしまくってました(笑)。

森を十分楽しめたかな?

また、あそびましょうね。

児童館でエコ忍者のお手伝い

川口市内の児童館にて「こどもエコ忍者学校」なるものがはじまりまして、2016/8/6はそれのお手伝いでした。

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忍者がテーマになった理由は、児童館利用のお母さん・・・は仮の姿で、忍者の師匠のもと、日々精進しております!という方がきっかけであります。

でまあ、僕はツリークライミングと関連付けて、ロープワークやら、火起こしやら・・・かみさんが頭巾を草木染するプログラムやら、とお手伝いすることになりました。

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開校式のあと、竹の切り出し・・・明日はこれで、イカダを作ってプールに浮かべるそうな。

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なので、6mmロープをわたして、結び方の練習でござるよ。

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さて、講師忍者の目論見としては、「本結び」と「たて結び」の違い・・・みたいなところから・・・

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本結びは赤矢印方向にひっぱると結びが変形して、青矢印のように簡単に外れるんだぜぃ!どうだ、忍術だろぅぅ!!参ったかぁ~

と持ってゆきたかったんですが

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なんと、↑この状態が作れないんであります(全員じゃないけどね)。

・・・あ、「まったく、今の子どもは」とか「親が悪い!」とかは言いっこなしね!靴はベルクロだし、巾着にはアジャスターが付いている時代ですから、しゃーない、訳で、それより、プログラムの提供側として、この事実をきちんと取り込んで改善しないといけない。

このロープを交差させるというのは、出来る人には無意識でできっちゃうんだけど、知らない子にとっては先端をどこに通せばいいか?判らないんですね。ましてや、これを空中でやらなければならない・・・というのは無理難題・・・なんだなぁ、とやってみて気付けたわけです。

今回のプログラムの盲点であり、引っかかり、だった訳なんだけど、背中側から子どもの手をリモート操作したり、出来た子に教えさせたり・・・とアドリブをきかせつつ「さーて、次回やるときは、どうやったらスマートにクリアできるかな?」などと考えておりました。

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その後、本題は竹でイカダを作る・・・なので、「本結び・たて結び」はあまりこだわらずに、2本の竹をロープで巻いて「割を入れる」というテクニックを伝授。

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子どもの適応性というのはすごいもんで、終盤には綺麗にロープの巻きをそろえて美しく仕上げる子・・・ひたすらマイペースで本結びにこだわる子・・・と、なんかロープって子どもにとって魅力があるようです。

「ほら、できるようになったぁ!」と見せに来てくれた女の子、良い顔していたなぁ(笑)。

さてさて、今日のイカダは無事に出来たんでしょうかねぇ?

藍のたたき染めデモンストレーション

本日は藍のたたき染めをとある場所でデモンストレーションでした。

デモンストレーションってとても大事だし、学ぶものも多いんです。ツリークライミングを始めたばかりのころも、頻繁に出張ってたっけなぁ・・・。

このプログラムもだいぶ段取りが出ているんですが、普段と違う場所に行くと、資材の過不足やら手順の工夫やら・・・これが実地でノウハウ回収できる。

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それから、色んな年齢層、性別、動機・・・などなどで「どんな反応をするか?」な~んてことも貴重な情報なんですね。今日は5名で全員男性、このプログラムでは意外と無いパターンかも。

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↑こんな発想が出てくるのも多様であるがゆえ・・・と言えるでしょう。まさか、たたき染めで文字を描いてみよう!なんてねぇ(笑)。豊かな発想に度肝を抜かれました。

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デジカメ画像のタイムスタンプを見るとプログラムの時間は4:35~5:24でした。デジカメって便利だ(笑)。

このエコバックならおおむね1時間で収まるプログラムってことですね。体験活動としてはとても扱いやすいサイズです。参加者数が増えるともろもろ時間を食うけど、それでも90分で回せそうです。

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こちらでは、もう一度デモをさせていただけるので、ノウハウ蓄積が進むことでしょう。

完成度が上がり、期待できるもちネタになってきました。楽しみ、楽しみ!!

 

藍のたたき染めとツリークライミングの1日

藍を育てて、草木染プログラムをしてみたい!

・・・と考えたのが3年くらい前だったかな?生葉のたたき染めも乾燥葉を使った染めも含めると、10回くらいプログラムを試行錯誤しました。

今年の夏も、この自主フィールドで2-3回開催予定で、他にプレゼンが2回、子ども団体さん向け2回・・・と結構な人気です。まあ、生葉が生えている時期しか出来ない季節ものなので、スキルを重ねるのも、今のうち!ということで、貴重な日々であります。

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↑藍の生葉を集めます。集めるバスケットはツリークライミングのヘルメットを代用(笑)。

ツリークライミングと草木染をリンクしたプログラムにしようと思ったとき関連性をどう感じてもらうか?ってポイントだと思うんです。

幸い、車堀公園はツリークライミングフィールドの隣が藍畑なので、とぎれない感じが良いです。さらに、ヘルメットを使ってのオーバーラップ?まあ、半分シャレですね。

でも、野外でクラフトをやるのに、材料が全て事前準備されたもので、フィールドと全く関わってない・・・とかって、ちょっと残念!と思っちゃう人なので「木とともだちになろう」と「植物からいただく色」というのはしっかり主張したいところです。

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↑今回はエコバックに染め付けます。好きなデザインに並べて・・・

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↑オリジナリティにあふれる、素敵なデザインが続出しました

最初に指導側としては便宜上、見本を作って見せるじゃないですか?そうすると、同じ様なデザインばっかになっちゃうかも・・・という心配があったんですが、予想外の「素敵なデザイン続出」で嬉しい誤算でした。

今回の参加者さんたちの芸術センスの高さか?素材が引き出してくれる創造力なのか?

思えば、今までの参加者のみなさん、結構奇抜だったなぁ・・・やっぱり、素材として遊び心が刺激される、楽しさが藍葉にはあるのかも。

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↑デザインが出来たら、たたく葉の汁を染み込ませます

この「たたく」という行為も、「どこで」「どのように」「何で」なんてノウハウがあるんですゾ。今回も道具を3種類用意してそれぞれの効果を検証させてもらいました。

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↑空気に触れると、徐々に藍色に変わります。

布書きクレヨンで色を追加して、完成!

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↑午後はお待ちかね、ツリークライミングです。

まずは木にあいさつ!

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↑常連さんなので、グングン登って、好きなポジションで遊びます。

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↑梅雨の合間の気持ちの良い日になりました

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↑作品とともに、記念撮影!

これで夏休みの自由研究もOKかな?

夏休みの宿題・・・ってこどもたちにとって、結構重要な問題なんですよね。雑木林のフィールドには工作の材料になるような、枝、丸太、竹、ツル・・・といろいろあるわけで、自由研究を模索中!の場合はご相談くださいな(笑)。ネタはいーっぱいありますからね。

少人数で1日藍のたたき染め体験会チラシ