ツリークライミングが縁で「エコたわし」が家にやって来た・・・

↑先日、ダンボールが届き、開けてみると出てきたのはアクリルたわし=エコたわし・・・である。

カメの形やら、手にはめられるやつやら・・・

↑こんなふうに柄のついているやつまでありまする!袋の中には「シンチ」のステッカーが・・・そうです、福島県相馬市新地町のシンチですな!

高校へ行っている次男坊はハーモニィのキャンプっ子。そして、ひたすら正しく(?)野外系の彼は小学校時代と中学時代は目いっぱい相馬ポニーキャンプに入り浸っておりました。

・・・で、この秋の学園祭で、何か東北支援はできないかな?と思い立ったわけであります。

↑そこで、去年の12月に体験会をお手伝いさせていただいた、相馬市新地町の仮設住宅・・・

↑そこにはその名も「エコたわし編み隊の女子会」というのがあるんですねぇ~。中心人物は朝日館のおかみさん=体験会でのキーマンです。

この方すごいのが、ともかく人を巻き込んでのイベントがお上手・・・根っからのプロモーターなんですね。仮設の集会所を利用して数々のプログラムを打ち出して行きます。その中の一つに昨年12月のツリークライミング体験会があったわけです。

エコたわし・・・とみなさまあなどるなかれ!女子会の方々はこの販売益をストックしてみんなで温泉に行ったり、お食事会をしたり・・・こりゃもう、完璧な目標設定!楽しく交流しつつ、ちゃーんと楽しむ姿勢!半端な企業ではこのモチベーションには敵いませんな(笑)。

さて、次男坊がエコたわしを依頼した際にはなんと在庫ゼロ状態・・・「出来る限り作ってみますね」とお返事だったんですが、なんせ期間が迫っていましたんで、まあ、それ程できないだろうなぁ・・・と思っていた訳です。

↑それが、どはっ!送られてきまして、なんと80個!女子会の方々の気合が伝わってくるようであります。「埼玉の高校生からの依頼なんだから、やるっきゃないわよ!」という感じだったんでしょうか?完全に妄想なんですけど(笑)。

でも、本当にふしぎですよね?

まず、ハーモニィの仕事として福島=南相馬=相馬ポニー牧場に関わり・・・

ツリークライミングの講習会にきてくれた講習生がロケットストーブで被災地活動をしていた関係で新地体験会でお手伝いし・・・

次男坊が子どもの頃からキャンプで相馬通いをし・・・

その通う高校のクラスで「東北支援何かできないかな?」と発想し・・・

エコたわし編み隊の女子会という活動があったことで、この不思議なダンボールがわが家に送られてきたわけであります(笑)。

 

———————-

この2日間次男坊は学校のバックのすき間に「エコたわし」を詰めて教室に運び込んでいるんだそうです。通うは環境系の総合高校ですので、生徒も先生も、この手のアイテムは大好き・・・、学園祭開催前に完売しそうな人気沸騰状態。

なんか、いいですよね?「やってあげる」Vs「やってもらう」とう図式になりがちな支援(それがいけないとは言いませんょ)ではなく、「おたがいやれることを持ち寄る」支援・・・。支援というよりはこれは交流ですよね。

朝日館の女将さんからはお手紙で「近くだったら見にゆくんだけど・・・ぜひぜひ、写真を撮って送ってくださいね」・・・と暖かいお言葉。災害は無い方が良いのだけれど、そこからこういう「動き」を生み出すコトのできる人間って本当に不思議な生き物だなぁ・・・と思うんです。

うーん、やっぱり、人間のこういう、ところって好きだなぁ!

 

ありがとうございました!

 

———————————–

「必死にはい上がるお兄ちゃん」

[parts:eNozsDJkhAMmJhMjUyZjU2NGJgszSyPTNEsLJ8t0izCzwoBEIwMmGDA2xS4P1czEhKQSAKFbDjg=]

 

別にブログの本文と関係ないんですが・・・。なんか、一生懸命に力の入る「尻尾」に感動したので載せました(笑)。

 

ちなみに、上りきった後にも母イヌ(?)との間に金網があって「お前、それで問題解決したの?」と思わず突っ込みたくなるのは僕だけだろうか・・・まぁ、いっか(笑)。

 

がんばろう、南相馬!