児童館でエコ忍者のお手伝い

川口市内の児童館にて「こどもエコ忍者学校」なるものがはじまりまして、2016/8/6はそれのお手伝いでした。

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忍者がテーマになった理由は、児童館利用のお母さん・・・は仮の姿で、忍者の師匠のもと、日々精進しております!という方がきっかけであります。

でまあ、僕はツリークライミングと関連付けて、ロープワークやら、火起こしやら・・・かみさんが頭巾を草木染するプログラムやら、とお手伝いすることになりました。

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開校式のあと、竹の切り出し・・・明日はこれで、イカダを作ってプールに浮かべるそうな。

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なので、6mmロープをわたして、結び方の練習でござるよ。

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さて、講師忍者の目論見としては、「本結び」と「たて結び」の違い・・・みたいなところから・・・

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本結びは赤矢印方向にひっぱると結びが変形して、青矢印のように簡単に外れるんだぜぃ!どうだ、忍術だろぅぅ!!参ったかぁ~

と持ってゆきたかったんですが

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なんと、↑この状態が作れないんであります(全員じゃないけどね)。

・・・あ、「まったく、今の子どもは」とか「親が悪い!」とかは言いっこなしね!靴はベルクロだし、巾着にはアジャスターが付いている時代ですから、しゃーない、訳で、それより、プログラムの提供側として、この事実をきちんと取り込んで改善しないといけない。

このロープを交差させるというのは、出来る人には無意識でできっちゃうんだけど、知らない子にとっては先端をどこに通せばいいか?判らないんですね。ましてや、これを空中でやらなければならない・・・というのは無理難題・・・なんだなぁ、とやってみて気付けたわけです。

今回のプログラムの盲点であり、引っかかり、だった訳なんだけど、背中側から子どもの手をリモート操作したり、出来た子に教えさせたり・・・とアドリブをきかせつつ「さーて、次回やるときは、どうやったらスマートにクリアできるかな?」などと考えておりました。

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その後、本題は竹でイカダを作る・・・なので、「本結び・たて結び」はあまりこだわらずに、2本の竹をロープで巻いて「割を入れる」というテクニックを伝授。

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子どもの適応性というのはすごいもんで、終盤には綺麗にロープの巻きをそろえて美しく仕上げる子・・・ひたすらマイペースで本結びにこだわる子・・・と、なんかロープって子どもにとって魅力があるようです。

「ほら、できるようになったぁ!」と見せに来てくれた女の子、良い顔していたなぁ(笑)。

さてさて、今日のイカダは無事に出来たんでしょうかねぇ?