少人数で1日森あそび パン焼きとツリークライミング
ツリークライミング®は2000年にアメリカからやってきたロープと専用の安全装備を使って、樹上の別世界味わう自然体験活動です。てん・ツリークライミング®自然楽校では、このツリークライミングを「少人数で森の静けさを感じ」「長時間でより深めて」いただきたいと思っております。さらに「1日森あそび」ではロケットストーブで薪を燃やしてのパン焼きにチャレンジ。涼しい木陰で焼きたてのパンを味わってから、午後は楽しくツリークライミングします。視覚、聴覚と平衡感覚の「」ツリークライミング」に味覚と嗅覚の「パン焼き体験」を加えて気持ちよい森を感じてみませんか?
日程調整可能です。ご希望の場合はご相談下さい
この企画のねらい
「少人数でたっぷり2時間ツリークライミング」の拡張版です。せっかく、東松山の気持ちの良いフィールドに来ていただけるのなら、たっぷり1日遊んでもらいたいなぁ・・・という欲張りプログラムです(笑)。
●時間の長さ
退屈する瞬間・・・を大切にしています。良い表現をすれば「ゆったり」ですね。
造り手として体験プログラムを提供していると、ついつい「あれもこれも」と詰め込んでしまいがちになります。サービス精神の現れなんで、悪気は無いんですが。
そのサービス精神をグッとこらえて、大きな枠組みに、ゆったりとプログラムを組むと、「退屈する瞬間=間」が生まれます。
その「間」によって林床の花に気付いたり、昆虫を見つけてつついてみたり・・・
後で振り返ってみると、そんな瞬間が心に焼き付いていたりするんですよね。そんな、印象をコーディネイトしたいので、「退屈を生み出す時間の長さ」を大切にしています。
●パン焼きが加わることで
五感に働きかけるのが「体験」ですよね。自然をツールとして働きかけるから自然体験活動です。
より沢山の感覚器官により多くの刺激を体験として届けられれば、狙った効果を生み出しやすくなります。
パンを焼くという行為は、
触覚→生地をこねる
視覚→焼け具合
嗅覚→良いにおい
味覚→パンの味
良い風景を見ながら食べるお弁当ってとても美味しいですよね。そんな美味しくて気持ちの良い体験を文字通り「味わって」いただけたらと思います。
●焚き火・・・隠れたねらい
パン焼きは薪を効率的に燃やすロケットストーブなどを使ってノブフェン釜というアイテムを組み合わせて行います。
さらに、自由に使える焚き火スペースが設けられていますので、マシュマロやソーセージを焼いて楽しんでもらっています。
夏でも涼しい雑木林なんですが、蚊がちょっと問題ですよね。ところが焚き火をするとてきめんに蚊が少なくなります。さらに、枯れ枝を燃やすので林内がきれいになる!焚き火遊びは一石二鳥にも三鳥にもなっちゃうんです。
あと、隠れた狙いとしては、火の使いに慣れておく・・・ということはプチサバイバルだと僕は思っています。東北震災では都市部の被災者が火を起こせなくて寒い思いをした・・・という話も聞き及んでおります。
将来的にはツリークライミングから発展させてぷちロープワーク・・・ブルーシートで屋根が張れる!みたいな事もしたいなぁ、と考えております。
↓以下は2016/6/19に行われたプログラムの様子です。
↑1次発酵はすませた生地からスタートなので、簡単です。慣れてきたら粉からスタートもいいなぁ、と思ってます。
↑焚き火の奥に見えるのがロケットストーブとノブフェン釜
焼けるまでマシュマロを焼いて遊びます。
↑まあ、必ず最初は焦げマシュマロになるわけで(笑)。これも経験ですね。
↑パンが焼けた様子です。自分が形作ったパンを森で食べる・・・
↑午後はいよいよツリークライミングです。まずは準備体操。
↑ちょっと上がるだけで別世界・・・
↑自分の好きなスピードで、自分の好きな高さまで・・・がモットーです。
↑いつもの友だちも、新たな共通体験で深まるかな・・・
↑木から降りたら、すぐにマシュマロ焼き!気に入ってもらえてよかった(笑)。
↑女性陣はクワの実を食べに行きました。
↑大きな木に登りました!の証明書授与
また、あそびましょうね!!